ライトミュージック・コンダクター吉田律のRE:TSUTAYAブログ

おすすめの楽曲を基本1回、1曲紹介していくゆるいブログ。(多分脱線する) 試聴や購入の参考にしておくれやす。

【花譜より】Vsinger,Vtuberって寒くないっすか?【ずとまよ】File.22

 

 

 

 

 

潜潜話 [通常盤]

潜潜話 [通常盤]

 

 

 

 


吉田律です。

前回の更新から半年と

ちょっと空くことになりました

いやーほんとすみません!(言うだけはタダ)

 


今回はいつも対談させてもらっている

手島将彦さんに加え

弱冠19歳の才女、村上麗奈さんも

対談に来てもらいました。

話の世界が広がりんぐです。

今後も色んな人をお呼びしようかという話も出ているので

RE:TSUTAYAブログもスケールの大きなものになってきました!

 


それでは早速いきましょうどうぞ!

 


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手島将彦(てしま・まさひこ)

 

鹿児島県出身。

出生地は大分県日田市。

早稲田大学

第一文学部東洋哲学専修卒。

ミュージシャンとして数作品発表後、

音楽事務所にて音楽制作、マネジメント・スタッフを経て、専門学校ミューズ音楽院・新人開発室、ミュージック・ビジネス専攻講師を担当。

 


LOST IN TIMEUK PROJECT)藍坊主(TOY’S FACTORYschool food punishment(EPIC)など多数のアーティスト輩出に関わる。

 

また2000年~2006年頃まで、

主に渋谷屋根裏で 

マンスリー・ライブイベント

「WONDER MISSILE」を開催。

 

上記のミューズ音楽院関連のバンド以外に、観客5~6人時代の10-FEET凛として時雨avengers in sci-fi野狐禅竹原ピストル)、などが出演。

 

 2016年に

『なぜアーティストは生きづらいのか?』を

本田秀夫氏との共著で発表。

アマゾン音楽一般

カテゴリで1位を獲得。

保育士資格、

産業カウンセラー

資格保持者でもある。

 


2019年09月に2冊目の著書

『なぜアーティストは壊れやすいのか? 音楽業界から学ぶカウンセリング入門』を刊行

 

なぜアーティストは壊れやすいのか?音楽業界から学ぶカウンセリング入門

なぜアーティストは壊れやすいのか?音楽業界から学ぶカウンセリング入門

 

 

 

村上麗奈 (むらかみ・れいな)

2000年生まれ、19歳。音楽系専門学生。

関東在住。左利き。

音楽ライター志望。目標は連載を持つこと、

夢は本を執筆すること。

音楽と本と猫がとても好き。あとはコーヒー。

楽器経験:

ピアノ(16年、継続中)、エレキギター

 


10代かつ現役学生でありながら


YAMAHAにてネット発ピアニストまらしぃの

ライブレポートを執筆。

Skream×バイトルのコラボ企画にて

人気音楽ユニットfhána(ファナ)への

インタビューを敢行。

 
などなど既に才能の開花が始まっている

今後とも要注目の人物です。

 


詳しくはこちらをご覧ください

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https://note.mu/rin_dorfer_music/n/ne31f42098587

 

 ツイッター

↓↓↓

https://twitter.com/r_dorfer_

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手島将彦 (以下手島) まず、バーチャル・シンガーとかVtuberとかについてどう思うか、という話をしてみたいんですけど、吉田さんはバーチャル否定派なんですか?

 

吉田律 (以下律)

僕はどっちかというと「寒いな」という感想を

持ってますけど 笑

 

手島 僕は単純によくわからないんですよ。今の時代知っとかなきゃいけないから授業なんかでもとりあげますけど、感覚的にこれが良いんだか悪いんだかもよくわからなくて、ただ「ほおー」って観てるだけ 笑。

 

村上麗奈 (以下村上) あー。わたしもそんな感じです。「あれは、なんなんだろうなー」て感じです。

 

手島 10代の人がそう言っちゃうんだったら、それで「はい、この話おしまい」ですね 笑

 

律・村上 笑

 

手島 でも、はまるひともいるんですよね?

 

村上 けっこういますよ。わたしのまわりにはあんまりいないんですけど、ネット上だと、初音ミクが好きだった人とか、ニコ動とかでずっと動画を漁ってるような、そういう界隈の方々が、「二次元と三次元がリンクして、なんかすごいことになってるよ」みたいな感じではまっていってる。

 

律 一応、注釈的に言っておくと、初音ミクはもう完全に確立されたものなのでノーカウント。ボカロというジャンル。最近出始めたVtuber、Vシンガーみたいなのにも実は一瞬はハマったんですね。輝夜月(かぐやるな)とか出てきた時にちょっと観て、でも3ヶ月くらい経って「これは生身の人間に比べてできることが少ないな」って気付いちゃったんですよね。結局「おしゃべり動画」でしかないし。Vtuberって登録者数は多いけど再生回数は少ないんですよ。内容が面白いと回数は伸びるけど…ってことは…。

 

 

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村上 たしかに、生身の人間と比べたらおしまいですよね。比べないで、今までになかった三次元の代わりに動いてしゃべってというところに面白さを見出せるんだったら良いんですけど、三次元と比べてどっちが良いかとなると、、。二次元の進化版として観るとハマれるけど、三次元と比較しちゃうと三次元よりできることが少ないから「あれ?」ってなっちゃう。

 

手島 なるほど。そうすると、将来AIとかが進化してくるとまたかわってくるんですかね?三次元並のことをやれるようになってくると思うので。

 

村上 それはそれで怖いですね。

 

律 シンギュラリティ的な。

 

手島 初音ミクに話を戻してみたいんですけど、吉田君なんかは生まれて育って、途中から初音ミクに出会うわけですよね。

 

律 そうですね。

 

手島 で、村上さんは、もうほぼ「生まれたときから初音ミク」みたいなかんじでしょ?

 

村上 ははは、でもその感覚ってあんまりないんですよ。わたしの場合、ネット環境が最初から自分にあったわけではないので、パソコンに触れ出したのが小学生で、そのときはまだYouTubeをみんなが観るようなかんじではなくて、親に聞いてみてもその頃はまだ新しくてよくわからないものだったらしいと。動画をみるようになったのはもっとあとで。初音ミクにめっちゃハマってる人ももちろんいたんですけど、わたしは引いてました  笑。

 

手島 それが、いつぐらいのことですか?

 

村上 はじめて初音ミクにハマった人を観たのが小6くらいですね。

 

手島 吉田君だと?

 

律 高校生くらいですね。僕も最初はめっちゃ引いてました。「うわ、なにこれ気持ち悪い」って  笑。

 

手島 最初は引くんですね。最初から「すげえー!」ではないんだ。まあ、人によるってところはあるんでしょうけど。

 

律 「この人のは良いね」というのが一個できると、全体も段々好きになっていくというか。

DECO*27さんのボカロ曲をいいなと思ってから段々受け付けられるようになっていきました。

 

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手島 なるほど。僕の場合またちょっと違っていて、「ああ、こういうのツールとしてみんな欲しがってたよね」とも思ったんですよ。音楽制作の上で、歌をいれるのが打ち込みでできたら良いなあ、みたいなことですね。そしたら、そういうのとは違う感じで盛り上がり始めて。初音ミクというキャラとボカロという文化ができちゃったというか。

 

村上 もともと初音ミクの前に音声のソフトってあったんですよね。ただキャラがなかったから売れなかっただけで。

 

手島 その辺も謎なところですよね。キャラがあれば売れるのかって。

 

律 やっぱり、キャラがあって、そこに二次創作の余地がすごくあったのが良かったんでしょうね。初音ミクがいろんなことを自由にやれる状況にあったから、オタク魂に火がついたと言うか。

 

手島 でも、村上さんはそこまでどっぷりは行かなかったんですよね?

 

村上 そうですね。私はそうでしたけど、人によってはやはりハマってました。あの手のキャラに興味がない人は、仮に曲が良くても入り込めない、というのはあると思います。わたしの世代でも好きな人は多数派ではなかったと思いますよ。

 

手島 それはそうかもですね。

一般大衆みんなまでは浸透しづらい。

 

律 カラオケだと凄いですよね。オタク、陰キャ、陽気キャからウェイまで歌う 笑

 

村上 歌いにくいから歌って楽しい、盛り上がるというのもあるんじゃないですかね?あと、曲のテンポが速い。

 

手島 ああー。そういえば、ボカロの曲って最初から今みたいに速かったんでしたっけ?

 

律 思い返してみると、たとえばSupercellの最初の頃なんかはそこまで早くないですね。それこそwowakaさんあたりから高速化してったんだと思います。

 

 

 

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村上 「初音ミクの消失」とかもあの辺ですよね。

 

 

 


手島 アニソンもそうですけど、早くて音符が詰まってる曲が増えましたね。で、そういう流れから、今のVsingerとかはどうなんですか?

 

律 わりと曲は普通というかめちゃくちゃ速いとかはないと思います。村上さんもSNS等で取り上げてましたけど花譜(かふ)とか頭角を現してきてるじゃないですか。で、この花譜は僕らの嫌いなカンザキイオリが手がけている 笑

 

一同  笑

 

  

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律 最近、僕の田舎の高3生が、ニコニコ超会議に花譜が出るからって東京までやってきまして。まだ始まってもいない段階なはずなんですけど、その段階で「あれはヤバい」と盛り上がってる人がすでに一定数いるんだなと思いました。

 

手島 僕はまだ発表された音しか聴いてないんですけど、もともとシンガーとしてちゃんとしてるじゃないですか。若いけれど。

 

律 まだ15歳ですからね。

 

手島 そもそもあれはバーチャルにした方が良いのか?と思ったり。

 

村上 それ、考えたことあって。公式に発表されているのは、彼女自身、つまり中の人が表に出たくなかったけれど、その歌を聴いたプロデューサーが、ぜひ世に出したいということでバーチャルという手法を選んだんだそうですね。でも、ずっと真夜中で良いのに。みたいな感じで出した方が、もっと上の世代の大人の方の目には留ったんじゃないかな、とは思いました。

 

 

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律 Vtuberの良くないところは、

3Dなところだと思います。

 

村上 めっちゃわかります。

 

律 2Dのアニメの方が日本は強いんですよ。

 

村上 それ、すごくわかります!

 

手島 なるほどね。それってなんでです?

 

律 3Dアニメって、やっぱピクサーとかのほうが強いよねってのがまずあって。一方で日本はまだあんまり3Dアニメは主流じゃない。3Dアニメに感じる気持ち悪さってあると思うんですよ。あの、独特のぬるぬる動く感じ。あと、なにより動きの全てが予測の範囲内というか、限界がありすぎて。それに比べると、ずとまよとかのMVのアニメの方が自由度というか表現の広さを感じるんですよね。

 

村上 なんで2Dじゃだめなんですかね。

 

律 ライブ動画とか作りにくいとか。3Dキャラなら背景を変えるだけでとりあえず場が持ちますけど、2Dだと一本映画を作るくらい労力と金がかかっちゃうんじゃないですかね。

 

手島 なるほどね。あと、なんで似たようなキャラばっかなんですかね? キャラクター設定に違いがあるにせよ、絵の感じとか全部同じに見える。それはもしかしたら僕が年寄りだから区別がついてないだけかもしれないんですけど。

 

律 ああ、同じ作者が描いたと言われたらそう思っちゃうかもしれないですね。

 

手島 そうなんですよ。逆にバーチャルであることの可能性を消していてもったいないと思うんですよ。

 

律 たしかに。もっとなんか全然違うやつが出てきても良いですよね。

 

手島 そうなんですよ。似たような美少女キャラとかイケメンキャラだけじゃなくて、別にスポンジ・ボブみたいなやつがいてもいいじゃないですか 笑

 

村上 バーチャルなんとかというものが、

まだオタク限定な対象になってるんでしょうね。

 

手島 米津もwowakaもバルーンも、結局ご本人登場してくるじゃないですか。ずとまよもそうですけど。いずれ中の人が登場するパターンも多いですよね。

 

律 きっかけとして最初バーチャルを選ぶという人は増えてきそうですね。

でもバーチャルは他の顔を出さないやり方に比べて「本人登場」のハードルが滅茶苦茶高いぞー。「今までを全否定」からスタートだから。

 

手島 あと、AI関連ですかね。

AIのシンガーとか。

 

律 まあ、別に悪いことではないと思うんです。いずれ「全部AIで作りました、俺何もしてません」というクリエイターがどんどん出てきて、それが叩かれると思うんですね。でも最終的に、それをやろうと思ったのも、最後その作品にOKを出したのもそいつだから、僕はそれで「作った」と言えると思うんですよ。

 

手島 最後に判断するのは人間だってことですかね。作るという概念が変わるのかもしれないですね。

 

村上 そういう職業というか名前が新しく出てきそうですね。

 

手島 ただ、AIもその進化を見誤らないようにはしないといけないかなとも思います。たとえばDNA鑑定なんかも「これですべてわかる」と思ってたら最初の頃の技術では実は間違いもあって、のちのち問題になったりしましたけど、それと同じようにAIも「ここまで出来たら完璧でしょ」と思ってたら思わぬ問題が生じたりするかもしれないですしね。

 

律 手塚治虫のマンガとかに出てきそうですね。

 

手島 ちょっとそれますけど、最近の台風の災害で、全部電子マネーでやってたら停電したとき現金がないから買い物できない、とか、充電できないからなにもできない、とか。考えてみたらそりゃそうだって話なんですけど、そうなってみないとわからないこともありますよね。そういう盲点、みたいなことも音楽に起きるかもしれないですよね。

 


たとえば話は飛びますけど、フェスなんかでもあれだけ多くのアーティストを出したらひとつひとつちゃんと観なくなるのは当たり前じゃないか?というのもあって。規模をでかくすればするほど、イベントは大きくなるけどアーティストひとりひとりの価値は下がって行く。盲点と言うかなんというか。

 

律 今のフェスはRound1にウェイが集うのと同じようなところがありますからね 笑

 

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手島 でもフェスとしては大成功、みたいな。でもたぶん、最初からそうしようと思って主催してた人ってあんまりいないと思うんですよ。だからまあ、予想と違うことは起きますよね。フェスにウェイが集うということからの連想なんですけど、音楽なんかを友達と共有しあうことってどうなんですかね? もちろんそれは悪いことじゃないんですけど、たまには1対1で向かい合いたいと僕なんかは思うタイプなんで。

 

村上 そういうのめっちゃあります。

 

手島 こちらとして必ずしも共有することを前提としてないんですけど、みたいなことはあって。最近、共有するのが前提、みたいな空気を感じるんですよね。

 

村上 若い人はそういうの好き、みたいに言われますけど、私は超苦手です。 笑 自由に楽しませてくれれば良いのにと思います。

 


 

律 そこらへん、日本人は弱いしね。

まわりの雰囲気に合わせてしまう。

 

手島 昔からそうだった気もするけど、1対1を好む人たちはつるまないから力になりにくいというジレンマがある 苦笑。本当は結構いると思うんですけどね。

 

律 そもそもミュージシャンって群れないイメージだったと思うんですよ。最近逆にメチャクチャ群れる。

 

手島 そういえば、これ、ライブハウスのトークイベントに出た時に話したことなんですけど、昔のライブハウスって、誰もお客さんが立ち上がってなくて、壁際とかにだらーんと座ってたんですよ。みんな「闇」とか「泥」みたいなイメージ 笑。で、音聴いて良いなと思ったら立ち上がる、みたいな。そのくらい、みんなバラバラで。ある意味そこにしか居場所がないような人たちもいて。今って、最初からちゃんと立ち上がって応援したり盛り上がってくれたりするひとも多いですよね。だから悪いってわけではないんですけど、1対1感というのは昔の方があった気がします。

 

律 僕はカウントダウンジャパンの2007~2008とか行ったときは、まだフェスって居場所のない奴が日常の鬱憤を晴らしに集まってた感じはありましたよ。マイノリティの集まりっていうか。

でもネットとかない分会場内で知り合った、知らない人とも普通に喋ってた。今はそういう空気感が完全になくなった。今、知らない人に話しかけたら多分不審者扱いですよ。あとはツイッターフォロワーとのオフ会場と化してる。

 

村上 最近、国民的ロックバンドっていう感じで紹介される人も出てきましたね。アレキサンドロスとかユニゾンとか。本当に国民的なのかどうかは置いといて、高校生とかだとみんな知ってる、みたいな。そういうブームみたいなのがフェスブーム、フェスの大衆化にも繋がってる気がします。

 

律 邦ロック、という言葉自体が陽キャのものになりつつありますよね。なんかオシャレの一環みたいなもので、「あたし、ちょっと人とは違うんですよ」のアイテムのひとつというか。全然普通の範囲内なんですけどね 笑

 

手島 あいみょんとか髭ダンとかはどうなんですか? サブスクがきっかけと言われてますけど、はたしてそれなのか? もちろんそれがブレイクの理由のひとつだとは思いますけど。

 

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村上 でも、実感としてそれ、あんまり関係なさそうな気もするんですよ。ただサブスクのランキングに入ってると気付くってのはありましたけど。

 

律  最近はやっぱり他の有名アーティストの紹介で

有名になるというのも多いですよね。

 

村上 確かに。

 

手島 まあ、悪くないと思うんですけど、なんか上流階級の人の紹介がないと上級国民になれない、みたいになるのは嫌ですね。笑。

今だとその上流階級に

野田洋二郎とか川谷絵音とかがいる感じ。

 


律  SNSの影響力がデカくなったからこその手法って感じがしますね。野田さんや絵音さんがひとこと呟くだけで売り上げや注目度が全く変わってきますから。

 

 

 

 

 

 

 

PS.定期的にオリジナル曲を

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ぜひ聴いてみてください。

 

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